畳に隙間や凹みができたら新調一択?新調せずに表替えで補修する方法をご紹介

畳は日常的に踏んで歩く床材の一種ですのでどうしても経年劣化してしまいます。

 

気がついたら畳の一部がへこんでいる場合や畳と畳の間に隙間ができていることも多いでしょう。

 

そんな状態になってしまったら畳替えの時、新しく新調するしか方法はないかというとそうではなく実は表替えでも修復は可能です。

 

今回は畳にできる凹みや隙間についてお話ししていきます。

 

 

畳の部屋の悩みどころ。隙間や凹みはなんでできる?

 

へこみ

和室を生活の拠点にしている場合、机やタンス、テレビ台などの家具は必要不可欠ですが重量があるものはどうしてもへこみの原因になります。

 

また、洋間との境目の入口など日常的によく歩く場所や普段よく座っている場所はへこみができやすいでしょう。

 

隙間

「畳がやせる」と畳屋さんは言いますが長く使っている内に湿気の吸収と乾燥を繰り返し段々と畳は縮んでいき隙間ができてしまいます。

 

隙間ができてしまうとすきま風が上がってきたり床下にホコリが溜まる原因になってしまいます。

 

畳にできた隙間やへこみは直る

表替え作業で現場から畳を引き上げる時、へこみや隙間の大きさをチェックしておきます。

 

ほとんどの職人さんはお客様に言われずとも補修をしますがそうではない場合もありますので気になる部分があれば事前に伝えておくとよいでしょう。

 

へこみの補修はへこんでいる部分にイ草やゴザを切り合わせ縫い付けることで平らにしていきます。

 

隙間の補修は隙間の大きさ分のゴザを畳の側面に縫い付けて丈の長さを伸ばします。

 

このような補修をした後、新しいゴザに張り替えることで新品の時と同じような寸法に戻ります。

隙間や凹みを補修せず新調した方がよい場合とは

 

畳はへこみや隙間を補修し表替えすることで新品のように様変わりしますが必ずしも補修できるわけではなく畳の状態にある程度条件があります。

 

あまりにも隙間が大きすぎる場合や畳を上げてみて裏の糸が切れていたり畳床がふにゃふにゃしてコシがなくなっているなど、そもそも寿命を迎えている場合は表替えせずに新調された方が良いでしょう。

 

畳を新調するときの目安は15年~20年といいますが使用頻度や状態によってかなり変わります。

 

 

まとめ

 

畳の隙間やへこみは長年生活しているとどうしても出来てしまいますが畳替えをするとき必ずしも新調一択ではありません。

 

状態によっては表替えで補修も可能ですので業者さんには見積段階でご自身の希望を伝えて相談してみると良いでしょう。

 

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