畳替えの時に役立つ畳表の選び方をご紹介

畳替えのご依頼をいただきお客様と畳表についてお話しさせていただくとほとんどの方が一言目に「私は見ても違いが分からない」といわれます。

畳もたびたび交換する物ではないので分からないのは当然です。

ただ、畳屋さんによって取り扱っている材料や仕入れ先も違いますし商品を購入する上で少しでも畳表の善し悪しを見分ける知識があれば納得して購入することができると思います。

そこで今回は畳替えの時に役立つ畳表の選び方をご紹介していきます。

 

 

適当に選ぶと後悔するかも。国産・中国産の違いとは

 

国産の畳表と中国産の畳表は毎日のように畳をみている畳屋さんでも物によっては見分けが付かないほどわかりにくいです。

ですが、肝心の品質にはかなり違いがあるため、安易に決めないようにしましょう。

 

大きな違い3点

 

耐久性

国産畳表と中国産畳表で一番差が出るのが耐久性でしょう。

畳表の製造工程には泥初めしたイ草を乾燥させる作業があります。

国産イ草の場合は一晩かけて丁度いい状態に乾燥させます。

対して中国産は高温の熱を加え短時間で乾燥させるためイ草の表面がもろくなった状態で畳表に製織されます。そのため使っている内にササクレが出やすく痛みやすくなってしまいます。

 

泥染

乾燥釜

色・ツヤ

同じ田んぼから取れるイ草でも長さや太さが違うため等級によって細かく選別する必要があります。

国産畳表は熟練の生産者さんが目をこらして仕上げていくためムラがなく色・ツヤがとても美しいです。

 

香り

国産畳表は甘いバニラのような香りがして森林浴の効果があると言われています。

中国産畳表も悪い臭いではないですが水質や泥初めの分量の違いからか少し酸っぱい香りがします。

 

中国産は痛みやすいといった弱点もありますがお値段はとてもリーズナブルです。

国産は手間暇掛かっている分中国産に比べると高いですが長い目で見ると耐久性が有り見栄えもいいので客間や居間におすすめです。

グレードによって違う!畳表の見分け方

畳表も商品のグレードが何段階か分かれており品質が上がるにつれて耐久性・美しさ・高級感が変わっていきます

こちらでは畳表の品質の見分け方をご紹介いたします。

 

畳表のひげ

イ草の先端のひげと言われる部分を触ってみてください。綺麗に丸みを帯びている物ほど茎の状態がよいため表皮が剥げにくいです。また、畳表のひげの根元をみて色が揃っている物を選ぶと綺麗に退色していく可能性が高いです。

 

イ草の長さ

畳表に使われているイ草の長さが長いほど根元の部分が畳表に入ってこないので端から端まで均等に青い畳になります。

 

イ草の織り込み密度

1枚の畳表には4000本から多い物で7000本のイ草が織り込んであります。この本数が多いほど見栄えも美しく重厚感・高級感がありしっかりと耐久性も備わった畳表になります。

 

経糸の違い

畳表は一つの山に対して2本から4本の経糸といわれる糸を使用して織られています。

下級品から中級品には綿糸を使用し上級品から高級品には耐久性のある麻の糸を使用します。1番の高級品には麻の糸が4本使用された畳表もあります。

これらは上記のイ草の本数・品質・長さによって生産者さんが使い分けます。

綿糸1本

綿糸2本

麻綿

麻麻

 

 

畳表を選ぶ時のポイント

 

畳替えをする際、見積もりを依頼した業者には必ず実物の見本をみせてもらいましょう。

上記でも書いているように畳表にも品質の違いがあり実物をみて実際に触れてみないとわからない部分が多いです。

できれば畳表のひげまでついている物を見せてもらえれば判断しやすいと思います。

まとめ

 

畳表にもグレードや生産地によって品質に違いがあります。

 

少しでも畳表に関する知識をもっていると商品を選ぶ時に役立ちますので参考にしてみてください。

 

自分だけでは判断しにくい点も多いのでお見積もりを依頼した業者さんに上記の点について色々聞いてみましょう。

 

当店もお見積もりの際は実物のサンプルを持参してお伺いしており、実物に触れてご納得の上、ご契約いただいております。お見積もりは無料で行っておりますのでご検討の際はお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

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