DIYに挑戦!障子の簡単な剥がし方をご紹介
目次
障子の貼り替えはホームセンターなどで材料を購入することができるためDIYにはもってこいです。ですが簡単そうな障子紙を剥がす作業にも意外な落とし穴があったりします。そこで今回は障子を貼り替える際に困らないような基礎的な剥がし方をご紹介します。
障子の剥がす前の基礎知識
和室が明るい状態を保つのに欠かせない要素である障子。その美しさと機能性を保ちつつ、貼り替える際に簡単に剥がす方法を知っておくと不意に破いてしまった時やご来客がある前などに役立つのではないでしょうか。では最初に、障子の基礎知識を確認しましょう。
障子には大きく分けて障子紙が木枠へのりで貼られるタイプと両面テープで固定されているタイプがあります。多くはのりで張ってあるものですがホームセンターで販売されている商品には両面テープで貼るタイプもあり、ワーロンシートなどのプラスチック紙を貼る場合にも両面テープが用いられています。
のりで張ってある障子の剥がし方:霧吹きの活用
のりで張ってある障子を剥がす手順
霧吹きに適量の水を入れます。水を細かく霧状に吹きかけることで、のりが柔らかくなり剥がしやすくなります。
1分ほど染みこませた後、障子の周囲から始めて、やさしく端を持ち上げていきます。水を追加しながら、徐々にのりを緩めていきます。
障子全体が剥がれるまで、慎重に作業を進めます。のりが弾むようであれば、霧吹きで水を少しずつ追加し、効果的にのりを緩めましょう。
剥がした後は建具が乾くまで干しておき組子の溜まったホコリをブラシなどで掃除しましょう。綺麗になったら紙やすりなどで剥がした後の組子を綺麗に整えていきます。
両面テープで貼ってある障子の剥がし方:アイロンを使う方法
両面テープで貼ってある障子を剥がす手順
低温設定のアイロンを準備します。アイロンの熱を使ってテープの粘着力を弱めます。慎重に行い、障子を損傷しないように注意しましょう。
アイロンのスチームを軽くテープの上に当て、テープ周辺を緩めます。テープが熱によって緩むと、障子を剥がしやすくなります。
アイロンを少しずつ移動させながら、テープが十分に緩んできたら、指先や非金属の工具を使って障子をゆっくりと持ち上げます。テープを損傷しないように注意してください。
テープが緩んだら、障子を徐々に剥がしていきます。テープがしっかりと緩んでいれば、スムーズに剥がすことができるでしょう。
剥がした後は建具が乾くまで干しておき組子の溜まったホコリをブラシなどで掃除しましょう。
まとめ
和室の障子は、その美しいデザインと機能性から重要な要素です。しかし、リフォームや模様替えの際には、適切な方法で剥がすことが求められます。のりで貼られた障子も、両面テープで固定された障子も、本記事で紹介した手順を適用することで、損傷を最小限に抑えつつ効果的に剥がすことができるでしょう。
自宅の和室の空間を大切にしつつDIYの楽しさを実感しましょう。適切な知識と手順に基づいて作業すれば、障子の剥がし作業もスムーズに行えるはずです。
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