痛んだ畳を新調するときの目安とお値段の相場はいくら?地元の畳店と通販の違いは?-福山市

畳が痛む主な理由とは?そもそも新調って何?

畳が痛む原因

*摩擦による消耗

畳の表面部分である畳表は主に天然素材のイ草を織り込んでできているため長期間使用していると表皮が乾燥し、表面が剥げやすくなりささくれができやすくなります。

大きな傷が残っている場合ではペットのひっかき傷やこどもがおもちゃで遊んで畳が擦り切れるといったパターンが多いでしょうか。

また、掃除機を目に逆らってかけてしまうのも畳が痛む原因の1つです。

掃除機をかけることは非常に大切なことですが目に逆らってしまうと表面が早く痛んでしまいます。

*カビの繁殖

気温が25度~30度以上・湿度が70%以上・養分の3つの要素が一定期間揃うとかビが繁殖してしまいます。

お掃除して取り切れる範囲のカビなら良いですが繁殖したまま放置しておくなどあまりにひどい場合は畳を替えなければいけないケースもあります。

以前の住宅は基礎がコンクリートで固められていなく高さも低い物件が多いため、床下からの湿気を畳が吸収しやすく梅雨時期になるとカビが発生しやすいです。

新調とは?

痛んだ畳を綺麗にしたいときの方法として裏返し・表替え・新調の3つの選択肢があります。

・裏返し:畳表の裏面を再利用する施工方法

畳を新調・または表替えしてから3年~5年たった頃が目安となります。現状付いている畳表と畳縁を畳床から取り外します。畳表をひっくり返えし綺麗な部分を表面に出し新しい畳縁を縫い付けます。

施工に掛かる日数は6畳だと1日で完了します。

・表替え:畳表を新品に取り替える施工法

畳を新調してから7年~10年たった頃が表替えの時期になります。現状の畳床はそのまま使い古くなった畳表と畳縁を取り外し、新しいものに交換する作業です。

施工に掛かる日数は6畳だと1~2日で完了します。

・新調:畳床(土台)から全て新品に交換する施工方法

畳を新調して10年~20年たった頃が新調の目安になります。現状お部屋に敷いてある畳を処分し土台からまるごと新品に作り替える作業のことです。

一から作り替えるためお部屋の採寸が必要になります。

新調のサインを見逃すな!畳替えの目安とお値段の相場

新調の目安とタイミング

畳を新調する時期は自分自身ではなかなか判断が難しいと思います。日々生活しているお部屋の畳で下記のような状態が気になりはじめたら新調のサインだと思いましょう。

  1. 畳の上を歩いていると凸凹が気になる。
  1. 畳と畳の間の隙間が目立つ
  1. シミや汚れがひどい
  1. 臭いが染みついて取れない
  1. ダニが気になる
  1. 畳を上げて揺さぶるとぐにゃぐにゃする。

このような状態がおきている場合、畳床まで影響が及んでいると考えられます。新調を検討される時期かもしれません。

ただ、上記のような場合、おすすめ新調ですが状態によっては表替えで対処出来る場合もあります。判断しづらい物なので信頼の置ける畳屋さんに一度畳を上げて見てもらうことをオススメします。

新調価格の相場

商品を購入するとき一番気になるのはお値段ですよね。

畳の新調の相場は安価でリーズナブルな中国産のものから高級な国産素材を使用したものまで幅広く製造方法によっても大きく異なりますがだいたい1畳が13000円から高級品であれば40000円以上する物もあります。

また、現状敷いてある畳を業者さんに処分依頼する場合、地域によって差はありますが平均1畳1500円~3000円ほど費用がかかります。

現在は畳の材料も種類が多いので選ばれるときはしっかり畳表のサンプルを見せていただけるという点と品質や機能もしっかりご説明いただける業者さんに依頼されることをオススメします。

新調の購入はどちらがオススメ?地元の畳店と通販を比較

今の時代はなんでもスマホやパソコンから簡単に購入できますが畳も例外ではありません。

こちらでは新品の畳を購入したい時、地元の畳店とネット通販どちらを選べばいいのか違いを比較していきます。

ネット通販のメリット・デメリット

メリット

・その場で簡単に購入できる。

・人件費・固定費など色々なコストがカットされているため比較的安い。

デメリット

・作り手の顔が見えない。

・実物を見て購入できない。

・安価な金額が提示されているが配達料など別途費用の請求や高いキャンセル料がかかる可能性がある。

畳店の場合

メリット

・作り手の顔が見える。

・サンプルなどを見て進めることが出来細かいことまで注文 できる。

・アフターフォローをお願いできる

デメリット

・畳店によって技術・サービスの差が大きい。

・中国産か国産かを明記していないお店がある。

まとめ

畳は長く使用していると必ず消耗してくる物です。へこみや隙間が一つの目安となりますのでひどく気になる時は新調をご検討されても良いかもしれません。

購入に関してはとにかく時間がないという方はネット通販も良いかもしれません。

ですが自分の思ったようなこだわりの和室に仕上げたい場合は地元の畳屋さんが良いかもしれませんね。

充実したアフターフォローをお求めの場合は見積りからしっかり相談に乗ってくれる畳屋でご購入するのが一番良いでしょう。

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