こどもを自由に遊ばせたい!マンションでできる畳の防音対策

こんにちは。福山市駅家町の甲斐畳店です。

マンションでお住まいの方の悩みの一つとなるのが騒音問題ではないでしょうか。

「子どもが遊びまわる足音が下の階までひびいてないだろうか?」

「お互い様で済めばいいけど文句を言われないだろうか?」

そんな不安をお持ちの方も多いことでしょう。

自宅は家族で安心して過ごせるスペースでありたいですよね。

そこで今回は畳の部屋でできる防音対策をご紹介していきますのでご参考にしていただければ幸いです。

マンションでの騒音問題とは?

上の階の子どもの足音

上の階の部屋の子どもが走り回ったり、飛び跳ねたりした音は下の階まで伝わる場合があります。子どもなので仕方がないですがあまりに騒音が大きいと下の階の住人にストレスを与えてしまいトラブルになるケースがあります。

楽器やテレビなどの騒音

ギターやピアノ・テレビなどの音は隣接した部屋に大きく伝わる可能性があります。

畳は防音対策に優れた素材

畳は比較的柔らかい素材で有り音や振動を吸収してくれる効果があり、畳表の製造に使用されているイ草の繊維は音をスポンジ状になっており音を吸収する性質が有ります。

フローリングに比べて畳の部屋の方が防音対策に適しておりこども部屋として使っていても周囲の階に騒音を与えにくいとされています。

また、音を数値化して誰にでもわかりやすくした「L値」というものがあります。これは遮音等級を表すL値は数値が小さいほど遮音性に優れていると言えますが畳が藁床の場合L40(上階の物音がほとんど聞こえない)、建材床の場合はL45~55(多少音はするが気にならない程度)という数値が出ています。

*但し55mmの場合

畳でできる防音対策をご紹介

分譲マンションのような集合住宅ではトラブルになる前に前もって対策を取っておくことも大切です。こちらでは畳の部屋でできる防音対策をご紹介していきます。

重量のある畳に入れ替える

一番効果があるのはこちらの方法です。上記でもあったように藁床の場合L値も低く上階の物音がほとんど聞こえないという数値が出ています。

また、無理に藁床を使用しなくても全てが木製のボードでできている建材床でも効果があるでしょう。

ただ、近年マンションにしかれている畳の中には15㎜から30㎜といった薄いタイプの畳もあるためそのような場合は別の方法が良いでしょう。

防音マットやカーペットを敷く

大がかりな工事が難しい場合や畳が薄い場合は畳の上にカーペットを敷く、または畳の下に防音用のシートを敷く方法もあります。どちらも薄いので効果は今ひとつですが音の響きをやわらげてくれる効果はあります。

ただしカーペットを敷く際は取り外ししやすいように敷くことがポイントです。

敷きっぱなしにしていると畳に湿気が溜まりダニ・カビが発生する原因になりますのでこまめにお掃除しましょう。

まとめ

分譲マンションなどの集合住宅での騒音問題はいつ、どんな形で起こるかわかりませんよね。

畳には音を吸収する効果もあります。

ご自宅の和室を子どもの遊び場にしてみてはいかがでしょうか。

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