縁の柄は1000種類以上!ご自宅の和室に合った畳縁の選び方とは?
目次
現在、畳縁の種類は1000種類以上あると言われており縁を使って作成した小物やバックが人気ですよね。
畳と言えばすぐ思い浮かべるのが両端についている畳縁という方も多いのではないでしょうか。
ですが実際に畳替えをするとなると普段畳縁をじっくり見ていないということもあり大変お悩みになられる方が多い印象です。
そこで今回はご自宅の和室に合った畳縁の選び方をご紹介していきますので畳縁を選ぶ際にご参考にしていただければ幸いです。
畳の縁はなぜついている?柄に込められた意味とは?
畳縁がついている理由
そもそも畳の縁はなぜ付いているのでしょうか?
昔は畳縁のありなしや色や柄で身分が決められていた時代もあったそうです。
それが現在では畳においての縁の役割は畳と畳が合わさる角の部分の補強や敷きこんだ際にできやすい隙間を埋める役割となっています。
柄の持つ意味合い
畳の柄には伝統的な柄が使われていることが多いです。
柄にはそれぞれ意味が込められており縁を選ぶ際のポイントになるかもしれません。
その中でも特によく目にする柄の意味をご紹介いたします。
麻の葉
麻の葉は真直ぐ成長していくということから「子どもの健やかな成長」と「魔除け」という意味合いがあります。
菊
不老不死や延命長寿・邪気払いといった意味合いがあります。
菱
子孫繁栄・無病息災の意味が込められています。
亀甲
昔から高貴な文様として受け継がれており長寿吉兆の象徴だった亀の甲羅をイメージしてあります。
派手なデザインからシンプルな無地まで畳縁の柄は様々
畳縁の柄や色を選ぶことも畳替えをするときの楽しみのひとつではないでしょうか
長年使っていた畳と縁の色を替えるだけでお部屋の雰囲気もガラッと変わります。
種類としてはお茶室などで使用される麻や綿の素材で作られた無地の畳縁のような高級品もあれば企業とコラボしてできたキャラクター入りの畳縁もあります。
また、生産地がデニムで有名な倉敷市のということもありデニムの畳縁もあるほどです。
今はデザインが豊富で相当な種類がありますのでカタログを畳屋さんに見せてもらうのもいいでしょう。
畳縁の失敗しない選び方をご紹介
では畳縁の選び方を紹介していきたいのですがまず大前提としてお伝えしたいのは「一番気に入った柄を選んでください!」ということです。
一般家庭の和室ですと基本的にはこれといった決まりはございません(お茶室は流派によって決まりがあります)。気に入った柄を後悔ないように選んでください。
お部屋を明るくしたい!
カーテンや壁の色と近い色に合わせるとお部屋が広く明るく見えます。
色見を統一すると落ち着いた雰囲気にもなりますので長時間過ごす部屋にはおススメです。
お部屋の雰囲気を引き締めたい!
派手な色を避け、濃いめの無地を選ぶとお部屋が引き締まって見えます。
使用頻度が多い子供部屋!
使用頻度が多いお部屋や日当たりの良い部屋には化学繊維の畳縁をおススメします。
綿や麻といった高級品はお部屋の雰囲気も良くなり高級感がありますが紫外線に弱く耐久性に劣るため劣化が早いです。
まとめ
まずは自分が一番気に入った色や柄を選ばれることをおススメします。
また、写真と実物は違うといったパターンも多いので実物の見本を見せてくれる畳屋さんに依頼されると良いでしょう。