育児には和室が一番!畳が赤ちゃんの安全を守る理由とは
目次
近年では、住宅の様式も大きく変わり部屋の床面のほとんどがフローリングというお家が増えてきました。
和室が無いお家もだんだん増えてきていますが、実は子育てをするうえで畳がとても見直されてきています。
お引越しや新築の間取りを考える際、赤ちゃんや子どもが安全で快適に過ごせるスペースを取り入れたいと考える方の参考になれば幸いです。
畳が赤ちゃんの育児に向いている理由
クッション性が高くて転倒しても安心
畳にはクッション性があるため赤ちゃんが転倒した際もフローリングより怪我をする確率が低いでしょう。赤ちゃんはつかまり立ちなどを覚えるときなどによく転倒し頭を打つことが多いですが畳の上ならダメージは少ないはずです。
また、寝かしつけをするのにも向いており布団を敷きやすくそのままゴロっと横になって添い寝できるのでお母さんも育児がしやすくなるでしょう。
冬でも床が暖かい
赤ちゃんは寝がえりがうてるようになると気が付けば遠まで移動していることが多いです。長い時間接している床面が暖かいと安心できます。
防音効果がある
畳は一部の物を除いて基本的には50mmから60mmの厚さがあり防音効果が期待できます。マンション等にお住いの場合、ハイハイやおもちゃで遊びまわる音が近隣に響いて
いないか心配される事もあるかと思いますが和室がある場合はフローリングより下に音が
響かないので安心して遊び回っていただけるキッズスペースになります。
和室は赤ちゃんの安全な運動場!畳で過ごすメリットとは?
運動能力の向上
先ほどもあったように畳にはクッション性があり衝撃を吸収してくれるため安心して赤ちゃんを遊ばせることができます。さらにハイハイの練習をするのにも適しており普通の
床とは違って柔らかく平面ではないため自然と刺激が与えられてバランス感覚が養われ呼吸器・体幹も鍛えられます。
リラックス効果
イ草の香りには、森林浴の効果があり「フィトンチッド」やバニラエッセンスの香りである「バニリン」といったリラックス効果の高い成分が含まれています。畳の香りによって緊
張が解けリラックスできることが分かっており、畳の部屋で勉強したほうが集中力が増しテストの結果が良いという実験結果もでている。
和室がないお家を買ってしまった!でも大丈夫。簡単に作れる赤ちゃんのための畳スペース
ここまでは赤ちゃんと畳の相性を紹介してきました。ですが最近では和室がない家を購入している方も多いと思います。新しく和室を作るのも大変でしょう。そのような方にはフローリングの上に使いたいときだけ自由に設置し取り外しもできる「置き畳」がオススメです。
赤ちゃんを遊ばせたり、お昼寝させるときだけ畳を敷いて普段はフローリングとして活用できますので大変便利です。また、「常時畳を敷いておきたい。」「新しく和室が欲しい!」といった場合は畳屋さんにお部屋のサイズを測ってもらいオーダーメイドで洋室に敷き込めるように製作してもらうことも可能です。
まとめ
今回は畳と赤ちゃんの育児の相性の良さについてご説明させていただきました。
赤ちゃんをお家に迎えるにあたり色々と不安要素も多いかと思いますが、住まいの環境次第で解決することもたくさんあります。
和室がないお宅でもメリットも知っていれば取り入れることはできますのでぜひ参考にしてみてください。