畳の拭き掃除はどれくらいの頻度でするもの?長持ちさせるための正しい方法をご紹介
畳のお部屋は直接肌に触れるものなのでできる限り綺麗に保っていたいですよね。
今回は畳を綺麗に保つための正しいお掃除方法や頻度についてご紹介していきます。
畳掃除の理想の頻度とは?
畳はフローリングのようにゴミやホコリが溜まってきても目に見えてわかりにくいためどうしてもお掃除を怠りがちな場所ではあります。
畳のお掃除の理想の頻度としては3日に1度といったところです。
毎日お掃除した方がいいのでは?と思われるかもしれませんが必要以上に拭き掃除や掃除機がけをし過ぎると表皮が早く痛んでしまう可能性があります。
正しい方法で適度に拭き掃除することが畳をより長持ちさせることにつながります。
畳の正しいお掃除方法
畳の拭き掃除は基本的に雑巾やタオルでのから拭きが原則です。
雑巾でから拭きすることで掃除になるだけでなく表面に艶が出て見栄えもより綺麗になります。
湿った雑巾で拭くとしっかり汚れを拭き取れている気はしますが畳が湿気を吸収しダニやカビの原因にもなります。また、表面のイ草が黒ずむなど変色する恐れもあるので気をつけましょう。
どうしてもしっかり拭き取りたいというときは固く絞った雑巾を洗濯機で脱水にかけてから使うのがオススメです。
気をつけたい点
やっては行けない行動としては要注意なのが掃除機を畳の目に逆らってかけることです。
普段の生活で頻繁に和室を使わない場合でもこの方法でお掃除していると表面が摩耗し、すぐに畳が痛んでしまいます。
雑巾がけでも掃除機がけでもそうですが、畳を掃除するときは必ず目に沿って拭き取りましょう。
掃除機がけはダニ防止になるので必要ですが使う場合はあまり抑えつけず優しく動かすことを心掛けてください。
定期的なメンテナンスで畳を長持ちさせましょう。
畳は生活で利用しているとどうしても痛んで来ますが適切なタイミングでメンテナンスしてあげることでより長く綺麗に使うことができます。
「裏返し」
畳の表面が日焼けして少し痛んできた頃が裏返しの目安になります。新しい畳に入れ替えてから3年から5年が一番いいタイミングです。
畳床から剥がした畳表を裏返しにして表に出しまた縫い付ける施工方法です。
早めに裏返しをすると新品のように綺麗になります。
「表替え」
表面が痛みササクレが出てきた頃が表替えの目安になります。使用頻度にもよりますが畳を新調してから5年から10年が替え時です
畳床はそのまま使い表面の畳表を新品のものに張り替えるメンテナンス方法です。
長い間にできた凹みや隙間の調整も行いますのでスッキリと綺麗に仕上ります。
「新調」
畳の上を歩いてへこみがある場合や隙間が目立ち始めたら新調の目安です。
現状敷いてある畳を処分し畳床から新しい物に作り替える施工方法になります。
畳は素材や使用頻度で痛みのスピードも全く違いますが早めに裏返し・表替えをすることがより長く1枚の畳を綺麗に使う秘訣のように感じます。
当店では現状で畳がどの程度痛んでいるか無料で診断を行っています。自分では目安が分かりにくいものですのでお気軽にご相談ください。