家具の移動はどうしよう?畳替えをする前に確認しておきたいポイントとは?
畳替えを躊躇されるひとつの要因として和室にタンスやベッドなどの家具があり、ご自分で移動させることが難しいといった理由があると思います。
以前は畳替えの準備として家具の移動や畳の拭き上げをお客様が行っていたという話も聞きますが最近では業者のサービスも充実してきております。
今回は畳替えの時どのようの方法で家具を移動させていくのか、またお見積もり時に確認した方が良い点をご紹介いたします。
タンスやベッドがあっても大丈夫!家具の移動方法をご紹介
畳替えをするにあたって気になる点の一つが家具や荷物の移動でしょう。家具の移動は必ずしもお客様自身で行わないといけない訳ではありません。
現在ではほとんどの業者さんが家具移動サービスを行っていますので事前に確認しておくと良いでしょう。
また、貴重品やどうしてもなくなってはいけない小物などは事前に移動させておくと作業もスムーズで後々のトラブル防止にもなります。
それでは家具移動の流れをご紹介していきます。
まずは家具が上に乗っていない畳を引き上げていき、座板に溜まったホコリやゴミを掃除していきます。
床下には畳と畳の隙間から少しずつホコリが落ちていきゴミが溜まってしまいます。
昔のように年に1度畳を上げて掃除するという文化がなくなっていますので大掃除の良い機会かもしれません。
次にタンスを動かす作業に入りますがどうしても家具が持ち上がらない時以外は中身を出さなくても大丈夫です。
カグスベールという重量物用のスベリ材を家具の両端に設置し後ろから押してやることで簡単に動かすことができ、これを座板の上に設置した土台まで滑らせることで畳を引き上げることができます。
ほとんどの場合、お部屋から家具を出さなくて済みますのでご安心ください。
畳を敷き込むときがこれと逆の流れで家具を元通りに戻していきます。
家具の移動は無料?有料?お見積もり時に聞いておきたい点
畳替えも度々するものではないので分からない点も多いですよね。
住宅メーカーや他の建築業種と同じで畳屋さんも業者によってサービスや価格が異なります。
最近では家具の移動も無料で行っている業者さんも多いですが力仕事なので有料で行っている業者さんもあります。
また、通常のタンスやベッドは無料でもピアノは有料という場合は多いので事前にご確認されると後々トラブルになりにくいでしょう。
1階の家具を2階へ移動するといった場合は別途料金が必要になる可能性が高いです。
最近では床下清掃のサービスを取り入れている業者さんも多いです。せっかくの畳替えなので畳1枚のお値段だけではなく色々なサービスを丁寧に行ってくれる業者さんを選べるように相見積もりを取るのも一つの手でしょう。
まとめ
基本的にはお部屋に沢山家具があっても畳替えは可能です。道具があれば意外と簡単に動かせるものなので畳替えをご検討の方はご遠慮なく相談してみてください。
移動料金も無料の場合が多いですがピアノの移動や1階の家具を2階へ移動させたいといった場合は有料の場合が多いですので事前にご確認してみると良いでしょう。