畳を交換して和室をおしゃれ空間にするに!縁や畳表で好みの和室へ
落ち着いた雰囲気を持つ和室から洋風でおしゃれにリフォームするとき、どんな畳を使用するとモダンな雰囲気を醸し出せるでしょうか?
畳を一から新調するパターンと表替えするパターンで考えていきたいと思います。
和室に敷いてある畳を交換しておしゃれにするなら鉄板は琉球畳!
おしゃれな畳を想像するとまず連想されるのが琉球畳(縁無し畳)でしょう。
「和モダン」というワードをよく聞きますが和風の雰囲気を残しながらモダンでおしゃれな畳スペースを作れるということで最近の新築住宅やリフォーム物件ではこちらの畳の使用率が高くなっています。
畳の縁がない分スッキリして見え、お部屋が広く見えるのも特徴のひとつでしょう。
和紙・樹脂素材の畳表を使用する場合は豊富なカラーの中から組み合わせることができるためオリジナルの空間を作ることができますし、天然藺草を使用した場合も市松敷きに敷くことで畳1枚1枚が全く違う色に見えるため畳の元々の良さを残しつつモダンな雰囲気にイメージチェンジすることができます。
しかし、現状敷いてある畳が一般的な両端に畳縁がついているものである場合、寸法の都合上縁無し畳に表替えすることは難しいです。可能な場合でも別途工賃などが必要なケースがありますのでお見積もりの際に、前もって確認されることをおススメします。
表替えでおしゃれにするなら縁と畳表で遊ぶべし!
縁付き畳を表替えしておしゃれな雰囲気にしたい。そんな時は畳縁と畳表の組み合わせで空間づくりをしてみてはいかがでしょうか?
現在販売されている縁は今や1000種類以上となりお好みの色や柄を選ぶことで和室全体のを大きく変えることができます。
また、大きく印象を変えたい場合はデザイン性を重視している和紙・樹脂を使用した畳表も選択肢に入ってくるでしょう。
今は畳もカラーコーディネートする時代なのでお部屋全体をイメージして畳縁や畳表を選ぶ必要があります。
畳縁の選び方
・同系色を選ぶとスッキリして和室が広く見える。
・シックな色を選ぶと格式高い雰囲気に!
・薄い色を選ぶと縁が主張せず和らかいイメージに
・濃い色合いは縁が際立ちthe和室といったイメージに
・見本を見てピンっときた色柄が一番!
コストを抑えられるのは縁付き畳
縁無し畳は畳縁が付いていない分お値段が安いと思われがちですが畳表を折曲げるなど通常の畳以上に製造に時間と手間が掛かってしまうため施工費が高くなってしまいます。
おしゃれには最適な縁無し畳ですが半畳タイプの場合、6畳間でも12枚の畳が必要になるためコストは膨らんでしまいますね。
縁付き畳は畳の隙間が目立ちにくく、縁が付いている分角の耐久性が強くなります。その上、価格も縁無しに比べるとリーズナブルに抑えられるためコスト面を重視される場合は縁付き畳も一つの手でしょう。
まとめ
畳も従来の姿から変わりつつあり、たくさんのカラーや柄、形を選択できるようになりました。
お部屋や家具とのバランスを考えてお好みの雰囲気になるようにイメージして見ましょう。
モダンな縁無し畳と和風な縁付き畳はどちらも特徴がありますのでおしゃれさと価格を考慮して検討してみて下さい。