「施工事例」福山市で備後畳表で表替えをした施工事例です
この度は備後畳表を栽培・生産されている農家さんからご依頼いただきご自身で作られた畳表を使用したご自宅の畳替えをさせていただきました。
福山市で育った備後畳表の特徴とは?
織田信長が好んだ畳表として有名で畳の最高級品といえば備後畳表を想像される方が多いのではないでしょうか。
地元で育てたい草で製織した本口表と熊本など他県から原草を購入し備後地域で製織された広島県産の2種類がありますが地場で育った本口表については備後畳表独特の特徴があります。
1枚あたりの藺草の本数が多く厚みがあるため重厚感があり耐久性に優れており高級感があり、経糸には太い麻糸を使用し製織には動力織機を使用しているので藺草の強さを活かしたコシのある畳表が出来上がります。
また、十分に有機質の養分を蓄えた藺草を使用しているので、藺草本来の持っている色合いや光沢の持ちが良く艶がましてきます。
色合いも落ち着いているため色変わりしづらく変色などもおきにくく綺麗な飴色に日焼けにしていきます。
そして現在では生産者の高齢化と後継者不足によりにより地草の生産量は著しく低下しておりますが希少価値の高い一品として今でも多くの畳店に愛されています。
特徴
・厚みと耐久性
・腰がある
・色が落ち着いていて変色しづらい
・希少価値が高い
備後畳表の生産者さん紹介:高田さん
備後地方で育てられた地草を使用してある畳表には赤と白の証紙が織り込んであり広島県産と区別がつくようになっています。(広島県産の場合は別のシールと紫色のハンコが押してあります。)
証紙が入った新しい畳表を見ることも少なくなった昨今で地草を使用した正真正銘の備後畳表を生産している数少ない生産者さんがこちらの高田さんです。
地元福山市でも名産品として知られながら衰退している産業を復活させようと活動されています。
昨年は音羽山清水寺に高田さんの生産された備後畳表を使った礼盤を奉納されるなど昔から語り継がれている文化を継承し全国の畳店に希少価値の高い畳表を届け続けています。
福山市で備後畳表を使った表替え・新調は甲斐畳店にお任せください。
備後本口表は畳替えを受注してからの生産になりますのでお早めにご依頼をいただけるとスムーズに納品することができます。
本物志向の方、日焼けした後も綺麗な畳をお求めの方にオススメですのでご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。
畳・襖・障子のお悩みを解決します
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福山市駅家町倉光78-5