破れにくいワーロンシートのメリットとデメリットをご紹介

障子を長持ちさせたい、猫がひっかくから破れない物にしたい。そんなお客様からご要望が多いのがワーロンシートです。ワーロンシートとは和紙をポリ塩化ビニール樹脂で加工された障子シートで非常に耐久性が高い商品です。破れにくく丈夫というメリットもありますがやはりデメリットもありますので今回はワーロンシートのメリット・デメリットについてご紹介していきます。

 

 

ワーロンシートのメリット

 

ワーロンシートにはメリットが多く、張り替えをご検討されている方も多いです。こちらでは、ワーロンシートで張り替えるメリットをご紹介していきます。

施行後

・とにかく耐久性があり、長く使える。

 

一般的な障子紙は非常に破れやすくで、日焼けもしやすいです。そうした障子紙のデメリットを補強したのがワーロンシートです。

 

障子を触って指で穴を開けてしまうということはよくあることです。ですが、ワーロンシートは破れにくいので穴が開く可能性は低いでしょう。

 

・日焼けしにくい

 

ワーロンシートは塩化ビニール樹脂で和紙を挟んで加工されているため、日光の影響を受けにくく日焼けしにくいのも一つの特徴です。長期間白い状態を保ちやすいシートです。

 

 

・お手入れが簡単

 

ワーロンシートは水拭きも可能なので、お手入れが簡単です。雑巾などでしっかりとこすって汚れを落とすこともできます。

通常の和紙はホコリを落とすくらいしかできないため拭き取ることができるのは大きなメリットでしょう。

https://www.warlon.co.jp/product_cat/sheet/ 株式会社ワーロン

 

ワーロンシートのデメリット

 

耐久性の高いワーロンシートですが、デメリットもあります。

 

・張替え費用が高い

 

通常の1800×900の大サイズの障子が1枚あたり3000円から4000円平均とすると、ワーロンシートは2倍くらいの費用がかかります。耐久性はありますが予算によっては、購入を迷う方もいるでしょう。

 

・通気性・吸湿性に劣る

 

ワーロンシートは、和紙の両面を塩化ビニール樹脂でラミネート加工しているため、耐久性は高いですが通常の障子紙に比べて通気性が劣ります。

 

空気を通しにくいということは、室内の温度をキープでき、冷暖房の効きを良くする良い面もあります。とはいえ、空気の行き来がないことから部屋の換気をこまめに行う必要がある点を覚えておきましょう。

 

また、同様に吸湿性も劣るので、湿気や結露に弱い商品もあります。ワーロンシートに張り替える際は、結露が起きにくい場所を選ぶことが大切です。

 

・熱に弱く弛んでしまう

 

ワーロンシートは、両面テープを組子に貼り付けて施工してあるため、直射日光が当たる場所では熱によってテープがはがれやすくなる可能性があります。温度によって伸縮する特性もあるため高温になると伸びてしまうので、掃き出しなど日光が当たる場所などに設置するのはおすすめできません。

 

まとめ

 

優れた耐久性を備えているワーロンシートですが、メリットばかりではありません。一般的な障子紙と比べて価格が高く、直射日光に当たると両面テープがはがれる恐れがあるといったデメリットもあります。とはいえ、圧倒的な耐久性というメリットもあり、デメリットを上回る魅力があるのも事実です。張り替えを迷っているなら、業者に相談しつつ検討してみましょう。

 

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